2012/10/28

omoshii mag 第2号で馬場徹さんインタビューと考察・古川雄大さんを担当しました

お知らせが遅くなっておりますが、発売中のomoshii mag第2号で以下を担当しております。

馬場徹さんのインタビュー
「女子高生チヨ」について、そして馬場さんの舞台歴を振り返ったロングインタビューです。読み応えあると思います!

考察・舞台に立つ若手俳優
古川雄大さん
ルドルフ役で飛躍を遂げた古川さんのことを、私が熱く語っております。ルドルフの美麗舞台写真も掲載。


常々思うことですが、取材というのはもちろん一期一会なのですが、舞台経験を積んで徐々に変わっていく方にその折に触れてお話しを伺えるのがとても貴重な経験をさせていただいてるなあと思います。

馬場さんは、演舞場の「飛龍伝」開幕前に取材したとき以来にお会いしたのですが、つかさんの最後の舞台の演出を受けた経験もあって、とても力強く成長なさっているのが口調の端々から伝わってきました。それが私にもなんだかとても嬉しかったです。

そして、古川雄大さん。上記の考察を書きあげた後、先日別媒体で古川さんに取材させていただきました。「ファントム」「エリザベート」に続いて、3度目の取材は主演舞台「ライン」を控えて。静かさがある語り口の古川さんですが、ふとしたときの受け答えにちょっと素が見えてなんだかほっこりできました。やはり、ルドルフを経て大きく変わったんでしょうね、内面も。そんな様子が伺えた取材でした。こちらも時期が近くなったらまたご案内します。

omoshiiの購入はamazon もしくはomoshiiのサイトからどうぞ。

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2012/09/10

遅ればせながら、お知らせなど

ご案内が遅くなりましたが、各誌掲載になっています。

TV TARO
 「魔法のオルゴール」上山竜司さん

BEST STAGE
「RENT」賀来賢人さん・中村倫也さん対談
「ミリオンダラー・カルテット」リーヴァイ・クライスさん
「星めぐりのうた」中川晃教さん・山崎育三郎さん対談
楽屋へようこそ 竹内寿さん

ミュージカル
「ディートリッヒ」荻野目慶子さん・吉川徹さん
「ダディ・ロング・レッグス」井上芳雄さん・坂本真綾さん

それぞれ、インタビュー担当させていただきました。
よろしかったらお読み下さいませ。

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2011/09/07

「ロミオ&ジュリエット」ゲネプロ

「ロミオ&ジュリエット」ゲネプロ拝見しました。
終了後のご挨拶で城田優さんが「ブログに書いて下さい(笑)」とおっしゃってたので、珍しく早出しで書いてみます。

フランス版を韓国まで見に行き(そのときのブログはコチラ)大好きになり、10年ぶりに宝塚を見に関西まで足を運ばせた(宝塚星組版を見たときのブログはコチラ)、ジェラール・プレスギュルヴィック作の「ロミジュリ」。ちなみに宝塚版は「ロミオとジュリエット」。今回の公演は「ロミオ&ジュリエット」でタイトルが違う。『エリザベート』が宝塚版と東宝版でかなり違うように、今回も相当違う作品に仕上がっている。

大きな変更点としては、現代とも過去ともつかぬ架空の時代の設定になっていること。具体的には携帯電話(スマホ)やフェイスブックが舞台上に登場。という情報は先に耳に入っていて「携帯電話が登場したら、ロミジュリのすれ違いは成立しないのでは?」とちょっと心配してたのだが、それは「なるほど~」という感じに処理してあって、ロミジュリは違和感なく(?)すれ違っていた(笑)。
携帯電話が出てくるからといって、完全に現代というのでもなく、「ティボルトを殺したロミオを追放」と大公が言ってストーリーが進んで行ったり(現代設定だったら裁判しますよね)、このあたりは現代と過去が混在する不思議なワールドになっているようだ。
この改変は、「ロミジュリ」を過去の物語でなく、今も憎しみの連鎖が続く現代とリンクさせて考えてほしいという演出の小池修一郎さんの意図か?
(涼風真世さんが出てるので、小池さんがかつて『夏の夜の夢』を『PUCK』へと潤色したこともふと思い出した)

また、宝塚版では「死」と「愛」が出てくるが、今回は「死のダンサー」のみに。
宝塚版は、私としては【男性論理の「戦い」「憎しみ」に対して女性論理の「愛」があり、二人の死を契機として、「愛」が勝ち、両家が融和する】物語(当時のブログから引用)という印象を強く持ったのだけれど、今回の公演では、ロミオとジュリエットの愛に話が絞り込まれているかなー、という印象を受けた。

そう感じたのは、城田さんのロミオが非常に良かったせいかも。
まず「僕は怖い」の歌でロミオの揺れ動く内面の表現が非常によく伝わってくる。そして、ジュリエットを知り恋に突っ走っていく様子もまっすぐに思いが伝わってきて。追放を言い渡された後の慟哭の表現も忘れ難い。城田さんは新たな当たり役を得たと感じた。

相手役は新人の昆夏美さん。ゲネに先だって行われた記者会見では、ダブルキャストのフランク莉奈さん共々非常に緊張している面持ちだったのだけれど、舞台が始まったら別人のようにイキイキとしていた。最初の登場の曲「いつか」に初々しい存在感があり、美しい歌声だった。新人だからこその勢いとフレッシュさが、少女ジュリエットが恋することで成長していく様とうまく重なっている。
『MITSUKO』のジュリアンさん抜擢の時も思ったけど、小池さんはよくこんなにぴったりな新人を探してこられるなぁ……と感心する。

ゲネでは開幕前に幕の中から「オオー!」と出演者たちのエールが聞こえてきたりしてほほえましかったのだが(終幕後も幕の中から歓声が聞こえた)、なるほど若者パワーを感じさせる舞台に。
作品の見せ場「世界の王」もロミオ・マーキューシオ・ベンヴォーリオがカッコ良く歌い踊ってくれて、場を盛り上げた。

それプラス実力派の大人出演陣が見事な歌声を聞かせるのが、作品のポイント。
涼風真世さんのジュリエットの母は、宝塚版ではなかった(そして、私が見たフランス版ではなかった、けど、どこかの国バージョンでは入っている?)設定が加わって、さらにドラマチックに。
未来優希さんの乳母は恋するジュリエットを思って歌う歌に優しい思いが溢れ、感動的だった。
フランス版で私が大好きだった大公役。中山昇さんが迫力ある歌声を聞かせてくれて、印象に残る。

振付に関しては、個人的な趣味としては宝塚版の方が好みかな。舞踏会など大勢が出てくる場面では、遠目に見ると「ここが芯」というのがややわかりにくい気がする。上にも書いた「世界の王」は、現代的な雰囲気でカッコ良かった。

ゲネで拝見していて、本番公演では変わっているところもあると思うので、そのあたりはご容赦を。後半に山崎育三郎さんのロミオが見られるのがとても楽しみ。

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2011/07/26

萩尾望都先生「なのはな」

月刊フラワーズ8月号掲載(次の9月号が出るのは7月28日…本屋で手に入るのはあと2日!)
萩尾望都先生「ここではない★どこか」シリーズの作品「なのはな」。

ネットで萩尾先生が今の福島を題材にした漫画を発表したという話を知り、久々に月刊漫画雑誌を買いました。

(以下、結末部分を含め、作品の内容に触れていますので、未読の方はご注意ください)

舞台はフクシマ。原発の近くのために自分たちの家を離れて暮らす小学校6年生のナホとその家族。ナホのばーちゃんは津波で行方不明になってしまった。その現実を受け止めきれず、時を止めてしまったじーちゃん。
「今日の校庭の使用は禁止です」
「いくつだい?放射線量」
そんな会話が普通に交わされる現状。

ナホは夢の中でチェルノブイリの少女に出会う。そして、なぜかばーちゃんもチェルノブイリにいた……。

はじめは「怖い夢」と思っていたナホ。やがて、菜の花の種をまく少女と向かい合うように。
少女が手にしていたのはばーちゃんの種まき器だった。
「あなたはチェルノブイリにいるあたし」
「あたしはフクシマにいるあなた」

***************

最初早く読みたいという一心で、本屋さんで立ち読みを始めたのですが(もちろん、そのあと購入しましたよ)、話を読み進めて、菜の花とナホと少女がページ見開き2面にわたって描かれるページをめくったとたん、涙が出て…。立ち読みで泣いててめっちゃ恥ずかしいですが、モノクロの漫画なのに、菜の花の黄色が鮮やかに眼前に現れたように感じたのでした。

震災から作品発表まで3ヶ月半。萩尾先生がどれほどの、やむにやまれぬ思いを持ち、この作品を描いたのか……。創作者としての真摯な姿勢にもとても感動します。

現実の日本を題材にしながらも、それは萩尾先生らしい現実と幻想が入り混じった世界で。

「なのはな」は土壌の汚染を除去するために植えられたという花。
最後は、ばーちゃんの種まき器を、一時帰宅したじーちゃんが取って帰ってきたところで終わります。
ナホは花を植える。
そう……そこに、未来へとつなげていこうというナホの(そして萩尾先生の)強い意志を感じるのです。

これは、今読むべき漫画です(単行本化されるのはだいぶ後になると思うので、ぜひ雑誌で)。萩尾先生、ありがとうございます。

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2011/07/07

お知らせなど

最近web掲載のインタビューを何件か担当したので、ご紹介しますね。

ローチケ.com
『ROCK MUSICAL BLEACH』法月康平さん インタビュー
『嵐が丘』平野綾さん インタビュー
『身毒丸』蜷川幸雄さん・矢野聖人さん インタビュー

チケットぴあ
『スマートモテリーマン講座』 賀来賢人さん インタビュー

そして、雑誌。
BEST STAGE
ミュージカル『三銃士』
井上芳雄さん インタビュー
瀬奈じゅんさん インタビュー
橋本さとしさん・石井一孝さん・岸祐二さん 座談会

劇団鹿殺し『岸家の夏』
菜月チョビさん・オレノグラフィティさん・谷山知宏さん(花組芝居)・千葉雅子さん(猫のホテル)・峯村リエさん(ナイロン100℃)座談会

ミュージカル『スリル・ミー』
田代万里生さん・新納慎也さん・松下洸平さん・柿澤勇人さん スチール撮影リポート


よろしかったらお読み下さいませ。

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2010/08/27

おおのの 「怪談八雲噺」

ひんやりとした涼しい気配が感じられるような舞台。まさに「夏の夜の…」という感じ。


花組芝居で加納幸和さんのもとで演出助手を務める大野裕明さんの個人ユニット「おおのの」の第5回公演。夏目漱石(これは「おおのの」名義ではないけど)萩原朔太郎、太宰治、溝口健二と取り上げてきた大野さんが今回は小泉八雲を取り上げる。乃木坂・コレドで25日に拝見。


ラフカディオ・ハーン=小泉八雲を丸川敬之さん(花組芝居)、八雲の妻セツを鈴木陽代さんが演じ、八雲の綴った「怪談」をフリーアナウンサーの木次真紀さん、戸丸彰子さんが語る。

冒頭、老年のセツの登場の声にハッとさせられる。(ちょっと、白石加代子さんふう?) 八雲の怪談を語るお二人も、見た目可愛らしい方たちなのに、予想外の声を聞かせられる場面もあって、一人の人の声の幅を感じさせられた。

丸川さんが持ってるまっすぐさが、八雲が持っている情熱にうまくはまっていた。ただ、1時間10分という制約もあるためか、八雲とセツとの関係性を朗読で説明している部分があり、ちょっと客観的な感じになってしまったかも。そこは芝居として表現してもらった方が、私はすんなり世界に入り込めたかなあ、という気もする。とはいえ、夏の一晩にふさわしい清涼感のある芝居を楽しませていただきました。

音楽はピアニスト・保坂修平さんとパーカッション・秋葉正樹さん。 生演奏オリジナルは一気に世界が広がる。
「怪談噺」が終わったあとは、15分の休憩を挟み、「おおのの」でのオリジナル曲を演奏する保坂さんライブが30分。

天井からは夏らしい風情の小物やタペストリーがぶら下がって、夏の楽しさを感じさせる演出。コの字型に配置した客席も、怪談噺を聴くにはふさわしい。演じる上では制約のあるコレドという空間だけれど、うまく使ってるなあ、と感心する。

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2008/10/31

お知らせなど

遅くなりましたが、いろいろお知らせなど。

今回も花組芝居「加納幸和さんに聞く『怪談牡丹燈籠』」をアップさせていただきました。
毎回公演後にお話を伺っているのですが、実は今回は『サド侯爵夫人』の稽古と『怪談牡丹燈籠』の日程が重なっていたため、遠慮申し上げようかと思っていたのです。
でも、加納さんに格別のご配慮をいただいて、(別件で取材する機会があったので、そのあとにお話を聞く時間をいただきました)今回もお話を伺うことができました。加納さん、どうもありがとうございました!
今回も興味深いお話が伺えたと思います。よろしければ、コチラからご覧下さい!

そして、USENさんから発売されている雑誌『BEST STAGE』。今回で3号目ですが、2号から参加させていただいてます。今回は、『SUPER MONKEY ~西遊記』のポスター撮影レポート、『回転木馬』笹本玲奈さん×浦井健治さん、『Show Stoppers』久野綾希子さんの取材を担当していますので、よろしかったら書店なのでお手に取ってご覧下さいませ。

全国ローソンに置かれている「ローソンチケット ENTA版」という冊子で『シャリトーベルサイユ』真矢みきさんの取材もさせていただいてます。真矢みきさんの久々の舞台! 10年封印されていた男役を演じる!ということで、話題の舞台です。
「ローチケ.com」web版はコチラからご覧いただけます。

と、いくつかご案内させていただきました。

これから、Studio Life倉田淳さんの取材に伺います。しっかりお時間を取っていただきいろいろお話が伺えると思うので、楽しみです!この内容も掲載時期が近づきましたらご案内しますね。では!

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