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2015/08/15

花組HON-YOMI芝居『かもめ』2回目

花組芝居のリーディングの枠を超えたリーディング芝居『かもめ』。どうしてももう1回見たくなって、14日ソワレに足を運ぶ。
リーディング形式でなく、動きもいわゆる普通の芝居として演出されているのだけれど、今回の公演でどうしても「(台本を持っての)リーディング」でないと成立しないところが一つあって。
終幕、絶望したコースチャが自分の書いた本を破るところ。それを、美斉津さんがここまでリーディングとして読んできた『かもめ』の台本を1枚1枚破っている。多分、湖畔の虫の音とか、多分全編音が流れている作品でここだけ音がなく、しーんとした空間にリーディングの台本を破っている音が響く。行為としては自作の本を破っているのだけれど、『かもめ』の台本を破ることで、彼が劇中でそれまでたどってきたすべてを1枚1枚否定しているのが見て取れて、ぞくっとした。
この効果! これはこのHON-YOMI芝居でしか表現しえない演出で、加納さんの技が冴えるところだなあと思う。

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