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2013/09/14

水夏希さん構成・演出・出演SHOW『Beyond the Door』観劇しました

水夏希さんが初めて構成・演出を担当され、自ら主演されるショー『Beyond the Door』初日を観劇しました。
今回、公演パンフレットでの水さんと演出家の荻田浩一さんの対談を担当させていただいています。また、オモシィで『Beyond~』についての水さんのインタビューを担当させていただきました(→コチラ)。

宝塚歌劇団雪組男役トップスターとして活躍した後、ご卒業されてから3年。新たな扉を開けて、ひとつひとつ新たな挑戦に真摯に取り組んでこられた水さんが、「一区切り」とされている3年目の今年の新たな大きな挑戦として、ショーの構成・演出に取り組まれたとのこと。

内容としては、前半の約60分のショー「Beyond the Door」では、新たな扉を開ける前の心の葛藤、そして、扉を開けた後には何が待っているか……ということを、水さん+4人のキャストで表現。
その後は、ゲストを迎えてのトーク+コンサート形式。

水さんの好みが前面に出た、とおっしゃっていたので期待を持って拝見したのですが、冒頭の扉を開けるまでのミステリアス+コンテンポラリー色の強い表現がちょっと意外(でも、荻田さんテイストにちょっと通じるか?)。
扉を開けてからは、宝塚色のドアを開けてジャジーでカッコイイダンスシーン、そして、素顔の実はおっちょこちょい(笑)の部分もあり、(本当にああやって、目覚まし時計を止めてるんでしょうか…?(笑))と、多彩な場面を魅力的に見せてくれました。衣装もマニッシュな衣装あり、銀色スパンの膝丈のワンピースあり。中でも印象に残るのはラスト近くの白い衣装でお一人で踊るシーンかな。水さんが豊かな心と愛情で劇場中を包み込んでいるような感じを受けて、非常に感動的でした。

後半はゲスト藤岡正明さん。「レ・ミゼラブル」より、マリウスの曲ではなくて「Stars」(「僕がこの曲を歌った意味を考えていただければ……」とおっしゃってたので、いろいろ考えてみたんですが、正解は何だったのでしょうか)。迫力のある歌声ですばらしかった。そして、水さんとのデュエットで藤岡さんのオリジナル曲「朝靄」。声質が合っているのか、お二人の声の響きとハーモニーがとてもよかったです。あと、藤岡さんの代役出演のロジャーを見てる私としては、再び「RENT」の「SEASONS OF LOVE」を聞けたのもうれしかった(歌われたのは男性ソリストパートでした)。

で、「SEASONS OF LOVE」は水さんが退団後、毎年夏に行っている公演で毎回歌われているそうで。宝塚を退団してからの1年1年を振り返り、そしてこれからの1年への思いをはせる、という意味合いのようです。それは水さん自身が一歩ずつ前に進んで、ひとつずつドアを開けていきたい、という思いでもあり、一緒に歩んでいるファンの方たちへの感謝の気持ちでもあるかなと思いました。

アンコールの最後で客電がついたときに「今回ショーにしちゃったから、(客席が暗くて)みなの顔が見られなかった。やっと顔が見られた」といって、舞台を端から端まで歩いて、客席のお顔をくまなく見てらしたのが、とてもお人柄が出てらっしゃいましたね。

盛りだくさんな内容の中にもいろいろなポイントやメリハリがあり、これが水さんの頭の中か~と思う部分もあり(笑)非常に興味深く拝見しました。出演者では、幅広く達者な実力を見せた上口耕平さんが印象に残ります。あ、そうそう。最後にもう一つ。2階から拝見していたのですが、ショーの最後の方で舞台に引かれた、中央を意味する「0番」のラインの位置で踊ってらっしゃる水さんを見て、水さんはこの「0番」の位置が似合う人だな、というのを改めて感じました。

Beyond the Doorは品川プリンスステラボールにて、15日13時、17時上演。

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