« 西瓜糖「鉄瓶」観劇しました | トップページ | DIAMOND☆DOGS『VENETIAN RED』パンフレットインタビュー担当しました »

2013/07/02

大空中に広がる歌声に心を寄り添わせるとき~TATTOO14(ゲスト・中川晃教さんの回)

中川晃教さんがスカイ役でゲストの回の『TATTOO14』を観劇(1日19時)。

中川さんの歌声は、ただ歌がうまいとかそんなことじゃなく、自由な響きがあって。観客の心をも高みへ連れて行って解放してくれるような力があるなあ。
スカイ、この役名がなんてぴったりなんでしょう(笑)。
日替わりゲストとして、ビーが心を許す友人役としての登場。
その歌声に心から寄り添っているのがわかる、水夏希さんのビーのダンス。何ものにもとらわれない自由への思いに共鳴し、共振しているのが伝わってくる、しなやかでダイナミックな水さんの踊りに、ひと時心踊らされた。

******
前回はSHIBUYA-AXというライブハウスでの公演だったが、劇場(シアタークリエ)へと会場を移しての再演。ショー的な表現をメインにロードムービー風に描いていた前回の公演から、孤児の「姉妹」7人が絆を取り戻していく物語としてストーリー部分にさらに踏み込んだ印象がある。
7人の中でも、役としてのあり方が一番変わったのが水さんかな。水さんの素(というか、パブリックイメージ?)に近い部分を出していた印象の前回から、ビーという人物としてより深く内面に近づいていき、ビーが演じるショーというスタンスがより明確になっていた気がする。パフォーマンスのカッコよさはもちろんのこと。

劇場公演ということで、後方スクリーンでの映像もよりクローズアップして見えるようになった。ただ皆さんのパフォーマンスが迫力があるので、ここは映像がなくても…(映像を映し出すために、役者さんに当たる照明が暗くなったりするし)と思うところもあった。たとえば、ジェニファーさんのファーファが歌う「YES」というメッセージは歌で十分伝わるので、あんなに映像で「YES」「YES」と映し出さなくても大丈夫なはず。

終演後にはありがたいことに水さんにご挨拶に伺う。初の2回公演の後のお疲れをまったく感じさせない、爽やかな水さんでした。再演ということで(水さんは再演の舞台に出るのは、これが初めてとのこと)いろいろ難しい部分もあったけれど、稽古中よりも本番の舞台に立って、お客様が入ることでTATTOO14は完成するんだと思った……と。なるほど。水さんがおっしゃったように、客席と舞台との一体感を感じさせる公演でした。

|

« 西瓜糖「鉄瓶」観劇しました | トップページ | DIAMOND☆DOGS『VENETIAN RED』パンフレットインタビュー担当しました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34077/57713149

この記事へのトラックバック一覧です: 大空中に広がる歌声に心を寄り添わせるとき~TATTOO14(ゲスト・中川晃教さんの回):

« 西瓜糖「鉄瓶」観劇しました | トップページ | DIAMOND☆DOGS『VENETIAN RED』パンフレットインタビュー担当しました »