« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012/07/19

BoroBon企画公演『涼~すずみ~水』観劇しました

花組芝居の水下きよしさん、堀越涼さんの演出作品を上演するという「涼~すずみ~水」。「涼水」のお二人は共に出演も兼ねる(堀越さんは脚本も)。1時間10分+55分の短めの作品。まったく味わいが違う作品を二つ並べ、会場も絵空箱というカフェ兼ライブ会場なので、身近に楽しめる感じがGOOD。

あやめ十八番「Love Potion #9」
あやめ十八番は堀越涼さんが作・演出をするときのユニット名(で合ってます?)

堀越さんの作・演出作品を見るのは2本目(以前、「ナイルの死神」の開演前の15分間の作品「鯛」を見ました)。
まず、発端から最後まで観客を話に引き付ける力があるところが素敵。女性が恋人の男性のサラ金のカードを見つけたところから始まり、彼がなぜそのカードを作ることになったかをつづる。それは彼の元カノと再会し、やがて媚薬を売るという怪しげなマルチに関わっていき……という話かと思いきや、ラブストーリーに収斂していく。その変換具合がなんだか魅力的な作品でした。「聞きたいものしか聞きたくない」という男の人の心理とか、恋している人の中には普遍的にあるものだよなと思ったり。

個人的には女性の描き方がちょっと「?」の部分もあるのですが、それは私が女性だから?(笑) 女性が必ずしも男性の一段階上(大人?)にいるわけでないと思うので。あと、人のことをパコパコ殴る女性もちょっと苦手です(汗)。

ということはさておき、それぞれの役者さんの個性を上手に引き出し、また、全編生演奏で(それも、どこか懐かしい歌謡曲)生歌を聞かせる(丸川敬之さん、好唱)構成の仕方も非常に効果的でした。

役者さんとしては、5年後の男性役の堀越さんがやはり印象に残ります。ちょっと怪しい雰囲気がある独特の迫力と、終幕に見せる意外にもまっすぐな心情を吐露しているところとか。元カノ役の堤千穂さんは私は初めて拝見しますが、ちょっとファムファタル的な?コケティッシュさがある女優さんですね。美斉津恵友さんは声のトーンが好き(笑)。友情に篤い感じがよく出てました。男性役の笹木皓太さんはちょっと面白い個性の人。

Borobon「阿房列車」
平田オリザさんの作で、水下さんの演出。どこに向かうのでなく、ただ列車に乗って、行って帰ってくる旅をする夫婦と、同席になった女性の話。シュールで不思議な味わいがある作品でした。よくわかってないかもしれませんが、もしかして、この夫婦は既に死んでるの? と思ったり。

井上啓子さんの奥さんはシュールなお話にリアルで血の通った女性の質感を描き出しつつ、でもちょっと謎があって。この作品に限らずですが、井上さんの作る女性像がいつも好きなんですよね。なんでだろう。存在感があるからかな。

(これまた、ニューヨークに向かう機内で思い出し書きしています)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お知らせなど from ニューヨーク

今、ニューヨークに向かう飛行機の中で書いてます(笑)。行くまでになんとか仕事終わらせようとしたら非常に忙しくなってしまい、なかなかお知らせもできませんでした。

中河内雅貴さん「ワンマンショー」についてのインタビュー。omoshiiのサイトに掲載中です。稽古場で踊っている姿のお写真も素敵です♪
ぜひご覧下さいませ。「ワンマンショー」は現在公演中!

ニューヨークでは新演出版の「RENT」(9月9日でクローズが決定してしまったので、なんとか間に合ってよかった)、ADAM PASCAL出演の「MEMPHIS」、「EVITA」「WAR HORSE」、男祭りとして名高い(?)「NEWSIES」などを見てきます!
そちらのご報告もブログでできたらと思います。

日本ではBAD GIRLS MEETS BAD BOYSや幌張馬車なども見ているのですが
ニューヨーク滞在中に感想など書けたら…と思いつつ……どうなるか(汗)。

では、2時間後にニューヨークです(ブログアップは到着後ですが)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »