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2012/01/25

劇団鹿殺し「青春漂流記」

日曜日には、鹿殺しの紀伊国屋ホール初進出公演「青春漂流記」へ。
「30代の青春」というような、前向きになれる、でもちょっとほろ苦い芝居は鹿の真骨頂。

神戸のさびれた商店街出身のチャイドルグループだった「モトコー5」の20年後の物語。失踪したリーダー、波美(高田聖子さん)が彼らのもとにかえってきて、まさに新しい「波」が彼らの心に起きてくる……。

前回の「岸家の夏」は女性たちへの応援歌だったけど、ある意味それと対になるような作品か。前回は客演が女性陣のメインだったけれど、モトコー5のメンバーを高田さん以外は劇団員に据えて、「頑張る男たち」を見せている。

鹿殺しの芝居のキーワードって「もがく」ことかなと思う。みっともないかもしれないけど、もがき続ける彼らに頑張れ! (頑張る!)という気持ちになるんだな。

アイドルグループがモチーフだけに、歌と踊りもふんだんに。ゲストの大人チーム廣川三憲さん、歌がお上手。村木仁さんも含めて、こういう方が出られることで芝居の奥行きがぐんと広がりますね。高田聖子さんは終幕の芝居のテンションが見事でした。

神戸高架下の商店街の雰囲気をつぶさに表したセット。そして、特筆すべきは繊細に光を当て、心の機微まで浮かび上がらせる照明。

終演後にゲスト(レギュラーゲスト?)の谷山知宏さんとオレノグラフィティさんとちょっとだけお話しする。谷山さんは珍しく、敵役的な位置づけの役をしっかりと。モトコー5で「もがき」っぷりを見せたオレノさんは舞台の印象とちょっと違って、近くでお話しするととてもチャーミングな好青年。

劇団鹿殺し「青春漂流記」 紀伊国屋ホール29日まで。大阪ABCホール2月10~12日。

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