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2010/01/15

ありがとう、ラッパ屋~「世界の秘密と田中」

ラッパ屋『世界の秘密と田中』を見に紀伊国屋ホールへ。

「四十にして惑わず」という言葉があるけど、40代、そして60代でも、そして死のうとするときでも、「自分って何なんだろう」という迷い、自分がつかみきれていない不安がある。そんな気持ちを、鈴木聡さんはコミカルに、でも深く掘り下げて見せてくれる。

ときにはその疑問に答えを出した気持ちになっても、やっぱりダメだと思うことの繰り返し。でも、それでも、後ろばかり見るのでなく前を見て歩いていけたらいいな、と、見終わった後は素直に思える。
温かい気持ちになれる舞台でした。

ラッパ屋は劇団員のアンサンブルの良さが見どころのひとつ。今回はストーリーが同じアパートに住む人たちの何部屋かで繰り広げられる。(ブラインド越しに別の部屋が見えるという設定が面白い)今どきはこんなに密接な人間関係やお付き合いがあるアパートというのはそうそうないだろうけれど、でも、「仲間」、というか、気持ちを共有できる感覚が舞台に満ちているのも心地良いなと思う。

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» ・【世界の秘密と田中】ラッパ屋公演をみる [肩の力を抜いて]
新宿の紀伊國屋ホールで、1月9日から17日まで上演された「ラッパ屋」の第35回公演「世界の秘密と田中」を見に行った。先々週のことだ。大阪公演が19・20日。小倉公演が23・24日で全て終了している。 「世界の秘密」とは何か。ラッパ屋の主宰者で脚本・演出の鈴木聡がリーフレットに書いていることから引用すると、 「人間の心理のアヤ、世間の機微、おおげさに言えば「世界の秘密」」と言うことになる。鈴木は「僕は黒い小さいノートをいつも持ち歩き、思い... [続きを読む]

受信: 2010/02/07 23:03

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