« 陰影深い「十二夜」スタジオライフ | トップページ | 『a Suite』 ドラマティック・カンパニー »

2009/11/30

『トーマの心臓』『訪問者』製作発表会見&取材

スタジオライフ創立25周年記念公演第一弾『トーマの心臓』『訪問者』連鎖公演
そして、
原作者の萩尾望都先生のデビュー40周年記念原画展
の製作発表会見に伺いました。

会場は
Nec_0168
という感じで、まさに『トーマの心臓』の雰囲気にぴったりなところでしたね。

製作発表は、まずスタジオライフ作・演出を務める倉田淳さんと萩尾先生のトークショー。
『トーマの心臓』の製作当時の秘話(そのころ萩尾先生は東京から埼玉の緑の豊かな場所に引っ越した頃で、美しい光景がドイツを描くのに役立ったところもあるかも)や、倉田さんの作られた舞台を見た感想(通常の舞台化は、演出家と作者が別の人だから、演出家が新たな視点で解釈した舞台を作るものだが、倉田さんの場合は原作の世界観を徹底的に追求して下さる。そういう演出家さんはなかなかいらっしゃらないだろう)など、興味深い話が伺えました。

続いて、今年12月池袋西武ギャラリーで開催される原画展の概要の発表と、スタジオライフのメインキャストの皆さんによるご挨拶、写真撮影に。
劇団の代表作でもあり、とても大事にしている作品の上演にあたり、やはり皆さん、やや緊張気味な感じ。言葉の端々に強い意気込みを感じました。

会見終了後、個別取材に。
担当の編集さんはずっと萩尾先生の取材を熱望していて、ついに念願叶って取材ができる…ということで「この仕事が終わったら、もう編集としての夢がなくなってしまうかも…」などと言ってまして(笑)。
実は私も大変年季が入った『トーマの心臓』&萩尾作品マニアで(15歳の誕生日を迎えたとき、「あー、エーリクやユーリより年上になってしまった…。でもオスカーと同い年だからいいや」と思った記憶がある(笑)。15歳くらいからそんな人間でした…)、個人的には非常に感慨深いものがありました。

『トーマの心臓』のリアル・ユーリ、オスカー、エーリクと萩尾先生の4人取材をする日がくるとは……!

取材が始まればそんな感慨に耽る暇もないのですが、限られた時間の中でも、とても充実したお話が伺えました。しなやかで茶目っ気もあって、どこか可愛らしい萩尾先生は本当に素敵な方でした。そして、萩尾先生の言葉を受け止めようと真剣に耳を傾けていらっしゃる、山本芳樹さん、曽世海司さん、松本慎也さんの真摯な姿も印象的です。和やかで笑いもある、楽しい座談会になりました。

雑誌が出るのは来年のかなり先な時期なのですが、発売の頃にあらためてご紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに!

そうそう、編集さんは念願の取材を終えた後、「萩尾先生のロングインタビューがしたい!」と新たな仕事の野望が生まれたようです(笑)。

|

« 陰影深い「十二夜」スタジオライフ | トップページ | 『a Suite』 ドラマティック・カンパニー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34077/46898537

この記事へのトラックバック一覧です: 『トーマの心臓』『訪問者』製作発表会見&取材:

« 陰影深い「十二夜」スタジオライフ | トップページ | 『a Suite』 ドラマティック・カンパニー »