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2009/09/16

ただ今ニューヨークにいます

出発前の忙しさにまぎれてブログアップできないまま、ニューヨークに来ています!
今回も観劇の合間にいろいろ歩き回って、インスタントニューヨーカー気分を味わってます。

ここまでで見たのは、ROCK OF AGES,BILLY ELLIOT,NEXT TO NORMAL。

NEXT TO NORMALは、これは日本では作られないタイプのミュージカルだなと思います。でも、とても良かった!
ストレートプレイにしてもおかしくない題材を、きちんとミュージカルにする意義を持たせている。マイケル・グライフの空間を含めた演出も見事。家族(+娘のボーイフレンド)6人の話で、相当シリアスな題材なのに前半は笑えるシーンも多かったのは意外でした。主演がトニー賞を取ったアリス・リプリーでなく代役で初めはがっかりしたのですが、その方もとても上手で、ちゃんと心情が自分に落ちていたのに驚きました。

ROCK OF AGESはなんだか劇団☆新感線(オポンチ路線の方)みたいな作品でした(笑)。もし、万一翻訳上演があるなら、きっといのうえひでのりさんが演出すると思う(予想)。こちらも主演が代役だったんですが(今回の観劇、タイミングが悪い…)、その代役の人が「お茶目な橋本じゅんさん」みたいだった(笑)。

BILLY ELLIOTもロンドンで見てるのですが、今回やっと1階席で見られました。前回ほどでもないけど、今回も涙、涙。「踊っているときは僕は自由」という、自由に飛び回りたい気持ち=ダンス、というのが明確に表れているのが感動的。しかし、ビリー役の人のダンスシーンは半端ないですね。映画版の子はバレエだけだけど。
炭鉱夫のむくつけき男性がミュージカルをやって違和感がない、という、欧米演劇の幅広さを感じます。

日本ではなかなか見られないタイプの作品を見ると、自分自身受ける刺激も大きいですね。

さて、日本にいる間には「ブラッド・ブラザーズ(8月・9月)」「ジェーン・エア」「殺し屋シュウ」などを観劇。
「ブラッド・ブラザーズ」もとても良い舞台でしたね。別々に育てられた双子の物語。子供時代が幸せであればあるほど、階級や職業による運命の違いが浮き彫りになってくる。その子供時代を生き生きと演じたところがとても良かった。取材させていただいたお二人、武田真治さんはこれが新たな代表作になったかと思います。最近3本取材が続いた藤岡正明さんも、「子供時代はこんなだったんじゃないかな」と彷彿させるような役作りが効果的でした。

「ジェーン・エア」はとにかくジェーン・エアの松たか子さんが素晴らしい。凛としたものを持ちながらも、恋にゆれる気持ちがよく伝わってきました。(日本人には理解しにくいところだけれど)初め神様を否定していたジェーンがいろいろな経験を経て神の存在を信じ、神の元に生きていきたいと願う、という過程もきちんと描かれていたのもよかったですね。小西遼生さんがシンジュンのほかに演じているお兄さん役で、耽美な美しさをかもし出していて
(こちらがメインではないんですけど)なぜだか印象に残ります。

「殺し屋シュウ」は映像的なスピード感がある芝居でした。荒木健太朗さんがマネジャー役をコミカルに演じつつ、ふとしたところにヒロインを慮る気持ちなどを見せていて、また幅が広がったのかなと思います。

と、ニューヨークにいながら日本の作品のことも書いている私(汗)。明日からも、ニューヨークでいろいろ見て、歩いてきますよー。またご報告します。


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