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2009/08/17

劇団鹿殺し「赤とうがらし帝国」

お盆の最中に鹿殺し「赤とうがらし帝国」を見る。
お盆の最中だから、ということもないんだろうけど、なんだか「魂鎮め」の芝居のような気がしてしまう。

裸の男性4人が並んでいるチラシにも意味があったのだな。
自分の身近な人が亡くなったら、自分の骨になり、自分を後押ししてくれる…という話。チラシの4人の男性は、主人公タエの周りにいた、骨になった男性たち。

亡くなった人の魂を鎮め、そしてそれを自分に取り入れて前に進む……うーん、なんだか切ない。
けれど、それが実感に落ちるところもあるというか。
劇中に地震、そしてインフルエンザで多数死亡し…という設定が出てくるけれど、やはり(関西出身の劇団だから)阪神淡路大震災での体験も影響しているところがあるように思う。

このテーマでありながら、劇中には「ミュージカルごっこ」のシーンとか歌う場面も多く、音楽劇的な面も。骨を鳴らす音楽シーンは面白い。
どこかマイナーな陰りを持ちつつ、でも、勝とうとする(自分に?)パワーを持つ菜月チョビさんのタエ。歌声が魅力的だ。
タエの五番目の骨になってしまう息子アユムを演じる谷山知宏さん。ああいう子供をさせたら、ピカイチ。ラストの骨ダンスがカッコイイです。そして、数えられないくらいたくさんの役をやってらっしゃる(プロレス技も)。

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