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2008/04/26

見終わった後に心がざわざわと…

…ざわつくような芝居を、2本続けてみました。

ONEOR8の「莫逆の犬」。ココリコの田中直樹さんが出演。
1999年から2008年の今まで、マンションの一室で起こる日常を日ごとに描いていく。その中で、ココリコの田中さんが演じている役の人は、自分と恋人との交際を母親に反対されたためにカッとして殺してしまい、恋人のマンションに隠れ住んでいる、ということが次第にわかってくる。そこで彼を隠し続けようとする父親(小林隆)との関係や、浮気をしていた母親に対する思い、外に出ようとしない彼に対する恋人(和田ひろこ)の苛立ちなど、いろんなものが見えてきて…。
設定としてはちょっと苦しい部分も(10年間で警察の手が及ばないか?とか)あるけれども、そういうことは問題ではないのだと思う。次第に外に対してバリアを張り、自分自身を恋人に従属させて(ペットの犬のような存在として)満足してしまうという人間がとてもリアルに描かれていて、もしかしたらこれって誰にでも起こりうることではないか…と思うとちょっとぞっとしてしまうのだった。

もう一つは「49日後…」。
こちらもまた、一枚一枚紙をはがすように次第に内容がわかってくると、それが心にびしびしと突きつけられてくるような舞台。
古田新太さん、池田成志さん、松重豊さん、八嶋智人さん、そして小田茜さん。テンポのよい面白い会話が続く中に、楔を打ち込まれていくような感じ。感覚としては「ヴァンプショウ」を思い起こさせるものも(同じ成志さん演出ですからね)。
単純なことを書くと…怖かったです(涙)。怖いの苦手なので(お化け屋敷とか絶対入れない)。途中で私が恐怖のあまり思わず「うわ」と声が出てしまったところがところがありました。面目ないです。

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