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2007/12/17

ア・ラ・カルト

今年で19年目の『ア・ラ・カルト』。筒井道隆さんをビジターに、高泉淳子さん、白井晃さん、陰山泰さん&バイオリンの中西俊博さんといういつものメンバーで。

現在の上演スタイルになる前の『ア・ラ・カルト』も見てる(加納幸和さんがゲストだったとき)のですが、この形式になってから、年を重ねることの魅力を十分に感じさせてくれて、本当に楽しい作品です。毎年同じことをやりつつ、ちょっとずつ変化(進化?)を遂げているところが、なんだか「来年も見なきゃ」という気分にさせられるんですよね。文句なしに楽しい、20年以降もずっと続けていってほしいショー&ショートショートのお芝居作品です。

来年のタカハシ(高泉)とノリコさん(白井)はどうなるの?とか(笑)。ペギー富岡(白井)は毎年ゴージャスでグラマラスだし。

筒井道隆さんの飾り気のない雰囲気はショーの部分ではどうなるのかな、と思ったのですが、その不器用さを生かした感じの歌でなかなか良かったですね。

以下、独り言。

個人的には、2000年かな、母と一緒に見に行って母もすごく楽しんでいて、「来年もやってるんだったら、父と見に行く!」と言ってたのです。01年のチケット二人分は取ってたんですが、01年12月にあえなく病気再発で残念ながら2回目を見に行くことはかなわなかったのです。

『ア・ラ・カルト』を見に行くとどうしてもそのときのことを思い出しちゃいますね。作品も概ね一緒の内容だし。

作品最後のほうに老夫婦がダンスを踊るシーンがあるのですが、コミカルで笑えるのだけれど、二人の愛情もすごく感じる場面で。この場面に来ると、「あー、これ見てゲラゲラ笑ってたなあ…」と思い出して泣いてしまうのです。
円形劇場で、対面のお客さんの顔も見えていて、笑ってる人が大部分なんですけど、確実に泣いている人もある割合でいるんですよね。その老夫婦にご両親を重ねてるのか、自分の姿を重ねてるのかわかりませんが、不思議な(一方的ですが)共感を覚えるときでもありました。
……でも、ウチの母はこの場面で高泉さんのおばあさんを見てゲラゲラ笑ってたんですけどね(笑)。そーゆー陽気な人なところが好きでした。

今年は出演者4人に取材させていただいたこともあり、不思議なご縁も感じています。
芝居のとらえ方は人それぞれだけれど、舞台で生きている姿を見ると観客も何かしら一緒になって心が揺れるものなのだなあ……と。そんな芝居を見ることの原点さえも感じさせてくれた、今回の『ア・ラ・カルト』でした。

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