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2007/11/01

DAVID SYLVIAN「THE WORLD IS EVERYTHNG」コンサート

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30日、オーチャードホールでのデヴィッド・シルヴィアンのコンサートに行って参りました。来日コンサートは3年ぶりくらい? 「JAPAN」としての初来日以来、すべての来日コンサートには行っている私です。(Everything and Nothingツアーのときは、ロンドンでも見た)

…本当に「歌う修行僧」のような人だな、と思います。
ストイックに音楽を見つめ、自分自身を音の世界に紡ぎだしているような感じ。
今回は前から6列目のセンターというとても良いお席で見たのだけれど、一つ一つの音の中に身を委ねられたような…、そんな不思議な浮遊感があった。

途中で、歌の終りに咳をしてるのに気づき、また、だんだんその咳の度合いと頻度が多くなってきたなあ~とちょっと心配な気持ち(日本公演の前、3公演を体調不良でキャンセルしてたので)で見ていたら、曲の間にメンバーと何か話してる様子(ピアノの渡邊琢磨さんは急いで楽譜確認してるし…)。「??」と思ったら、最後のほうの2曲を外して、アンコールなしでさりげなーく終わってしまいました(^^;。

(しかし、咳をしてるわりに、歌ってるときは普段の、艶のあるデヴィッドの声なところが不思議だ)

2ヶ月のコンサートツアーの最終日だし、ちょっと不完全燃焼な気持ちもあるのですが…、この、狐につままれた感もまたデヴィッドらしいか、と良いように考えることにしてます。

かなりの曲をアレンジ+意外なつながりでの2曲メドレーにしていたのですが、「GHOSTS」のアレンジも不思議な感じだったなあ~。でも、今のデヴィッドが演奏してる「GHOSTS」が聞けてよかったです。

最後に。ちょっと折りたたみます。

なんかいろいろあって、終演後の楽屋内レセプションにお邪魔しました。演劇の世界で終演後、楽屋にご挨拶に伺うことは(仕事柄)なくはないのですけど、音楽業界のは初めてで、何より私が高校生のときよりずっとファンだった人なので、ちょっとドキドキしながら伺うと…。何十人かの方がレセプションスペースにいらして、高橋ユキヒロさんなどもその場にいらして(皆、ユキヒロさんの周りには恐れ多くて? 近づけず遠巻きにしてる感じなのがちょっとおかしかった)。スティーブや渡邊さんなど他のメンバーは徐々に姿を現したのですが、やがて。
日本人のスタッフが来て「デヴィッドは体調が悪く、皆さんにご挨拶できずに失礼させていただきました」とのこと。ということで、そのまま退出いたしました。

ああー……。でも、自分の中でもガッカリ感はなくて。間近に見られないのは残念でなくはないけれど、手を伸ばせば消えていくような「夢」みたいな感覚が、なんか今日のデヴィッドには似合っていた気がします。

ちなみに、私の部屋の壁には「EMBER GLANCE」という展覧会のときにデヴィッドからいただいたサイン(実はサインの字が年月がたってかすれかけてるんだけど)が飾ってあります。殆どサインをいただくことはないのですが、これ(と萩尾望都先生のサイン)は大事にしてる…。

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