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2007/09/20

シアターナインス「シェイクスピア・ソナタ」

パルコ劇場での「シェイクスピア・ソナタ」、18日に観劇。
松本幸四郎さんの主宰で市川染五郎さん、松たか子さん、松本紀保さんらと共に新曲戯曲に挑むというシアターナインス。10周年記念公演です。(第1回目の「バイ・マイセルフ」からもう10年なんですね。「バイ・マイセルフ」は今も印象に残る、面白い作品でした)


今回は、幸四郎さん、紀保さん出演。岩松了さん作・演出の作品。
「シェイクスピア・ソナタ」という題と、シェイクスピアの四大悲劇をやっている一座の話……というくらいの予備知識しかなくて行ったのだが、さすが岩松了さん、劇中にシェイクスピアの台詞をちりばめて…なんてダサいことはしない(笑)。
まず、日本の旧家を思わせるセットに驚き(蜂の巣まである)。話が進むうちに、そこが楽屋であり、年に4日間だけ、後援者の地元での公演をしている最中なのだ…ということがだんだんおぼろげながらわかってくる。

「シェイクスピア」の壮大な悲劇と裏腹な、楽屋内での人間模様。途中に(日常生活が)「芝居、芝居だ」みたいな台詞が出てくるのだけれど、いろんな思惑を秘めながらやりとりをする日常は、まさに芝居に他ならないのだということに気づかされる。
たとえば、豊原功補さんの役が不倫をしようかどうしようか迷っている姿は、ハムレットを卑小にしたようでもあり。

日常と芝居が交錯している度合いが、話の全容はつかめないがらも(←わざとつかみにくくしてる部分もあるかも)不思議に心にざわめきを残す舞台だった。

幸四郎さんは揺れ動く気持ちのひだを見せつつ、座長としての大きさもあって、その両方を行ったり来たりしてる感じがとても面白い。
高橋克実さんが野太い存在感を示した。

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