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2007/04/24

『コンフィダント・絆』を見る

ゴッホ(生瀬勝久)・スーラ(中井貴一)・ゴーギャン(寺脇康文)という後世に名を残す画家、そして、画家としての才能はまったくないけれどそれに気づいていない、シュフネッケル(相島一之)、モデルのルイーズ(堀内敬子)たちが共に過ごした1ヶ月間の物語。

コミカルな展開の中に、徐々に人々のコンプレックスや悩みが浮き彫りになってくる。それは人々がうらやむような天分を持っている画家たちも同じことで…。悲しい、けど、それでも生きていかないといけないという思いが切なく、そして温かく胸に響いてくる。

印象に残る場面は。
自分自身の才能のすごさに気づいていないゴッホが、天才の煌きを見せる場面。自分との差異を感じて衝撃を受けるスーラとは対照的に。…本当に煌いて見えるんだよなあ。すごいですね、生瀬さん…。

それと、天才たちとは違う、普通の女性であるルイーズが、ゴッホに描かれることによって永遠の生命を得られるのだ、(←私の解釈ですが)、という場面。これもまた、書き手である三谷さんの視点が投影されているのかな。

中井貴一さんがこれほどコメディセンスがおありとは思わなかった。嬉しい誤算でした。

上質な3時間弱でした。
客席のロビーに、4人の絵が掲げられているのも、なかなか粋で素敵です。
そうそう、2幕目の頭に三谷さんが出てきてアコーディオンを弾いてました(笑)。

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