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2006/11/16

ウーマンリブvol.10『ウーマンリブ先生』

大人計画の皆さんプラス古田新太さん出演の舞台。宮藤官九郎さん主催(っていうの?)のウーマンリブ、10回目の公演です。

修学旅行の旅館の下見に来た先生二人(松尾スズキ&古田新太)が、惨殺死体6人を発見……という冒頭。
お化け屋敷とか入れないヒトなもので、結構怖がりながら見てました(^^;ゞ、でもその中に、二人の台詞がなんともおかしくて。恐怖と笑いの微妙に入り組んだ感じ。

そこの旅館に時空が飛んで……ということなのかと思ったら、(結果として考えると)違う話に。でも、「恐怖と笑いの微妙に入り混じる」というのが基調の話であることには変わりなく。
旅館に缶詰になってエロ小説を書いている先生(松尾)と、彼にウーマンリブ小説賞落選を知らせにきた先生(古田新太)。その旅館の人や、旅館であった殺人事件で遺された姉弟、小説家の奥さん、愛人……など様々な人物が複雑に絡んでいきます。
エロ小説の話では、エロ表現がたくさん出てきます(でも、なんか笑っちゃう)。途中から転換し、ある運命的な悪意の話に……。その落とし方が絶妙でしたね。『鈍獣』も連想させますが、あのときはもっと訳の分からない嫌な感じ、気持ち悪さがあった。でも、今回は訳が分からないというのではないからな。きちんと収束して終わっていきます。
冒頭から最後まで、今回はクドカンが作る世界に引っ張りまわされましたね、私が。

同じ劇団でやってるだけあって、それぞれの方の描き方がとても魅力的でした。
クドカンはホントに古田さん(は同じ劇団の人じゃないけど)の生かし方が上手いですね。笑いから底知れぬ怖さまで、古田さんの魅力が縦横無尽です。
松尾スズキさん(相変わらず変な動きが素敵(^^))の巻き込まれキャラは良いなあ。
池津祥子さんはあんなにヒッドイ下ネタ連発から、色っぽい奥さんに一転してなれるのがすごいですね。フラダンスがとてもきれいで驚きましたが、「フラガール」に出てらっしゃるからなんですね(見てないんで知らなかった)。

障子に映像が映る、その映し方がなかなか意表をついてました。

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