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2006/09/01

Studio Life『夏の夜の夢』公開稽古

稽古場の話が続きますが、最近よく取材させていただいているスタジオライフの『夏の夜の夢』の公開稽古にお邪魔してきました(28日)。
劇団としては初めての公開稽古だそうです。私自身も稽古開始前の稽古場にお邪魔したことは何度かあったのですが、稽古をしているところを拝見するのは初めてです。

稽古場に入るとすでに稽古用の扮装をした役者の皆さんがうろうろして、準備万端といった感じ。
曽世海児さんの最初の挨拶のあと、見せていただいたのは冒頭からライサンダーが魔法に掛けられてしまうところまで。ダブルチームで途中で役を替えて演じていました。
(倉田淳さんがどういうふうに演出するのか…というのが非常に興味あるところだったんですが、実際に演出する場面はここでは見られなかった)

歌が入っていることもあって、テンポ良く楽しい『夏夢』だなと思います。他の方が演技しているのを皆が回りで見ているのですが、皆さん他の人の演技に興味津々?!と言った感じで、出ているときも出ていないときも楽しそうにしてらした。皆で一丸となって舞台を作ろうとしている様子が伝わってきまました。
終わった後の倉田さんのご挨拶によると、シェイクスピアが持つ「韻」を踏む面白さをなんとか現代に置き換えられないかなと思って、歌を入れることにしたとのこと。全11曲歌があるそうで、それぞれ耳慣れたロック・ポップスを使ってるのがいいですね。(個人的には1曲目にオーベロン役の石飛幸治さんが歌ってた曲がツボにはまった。うまい選曲だなと思います。妖精たち4人が歌う歌もちょっとアイドルチック? でカワイイ)

恋人4人は見せていただいた場面が違うので単純に比較はできないけど、それぞれ色が違って面白いなと。客演の坂本岳大さんは初めて拝見しますが、とてもイキイキしててメリハリの利いた演技で、ライフの方にもいい刺激になるんじゃないかと思います。

ヒポリタとシーシアスの婚礼が話の発端なのですが、ヒポリタの造形が今までの『夏夢』にはない解釈ではっとさせられました。具体的には書きませんが(本番前だし)、女性ならではの視点かな、と思います。
(女性ばかりの劇団である宝塚が殆ど男性演出家であるのに対して、男性劇団のライフを女性が演出している面白さを改めて感じました) 終幕に向けてこれがどう展開していくかが楽しみです。

稽古場で仮組だった装置はすべて劇団員で作ってるとのこと(松本慎也さんのご挨拶より)。そして、それが本番ではブルーグレーの幻想的な美しいものになるようです(こちらは倉田さん談)。

心弾む楽しい舞台になりそうです(^^)。9月7日より、シアターサンモールにて。

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コメント

おおはらさん、またまたこんにちは。続報ありがとうございました。

私は舟見君のビロドー(LILIES)やサイフリートといったエキセントリックな男役が好きなのですが、もともと女性より女らしい(笑)舟見君ですから、さぞ美しい女王を演じてくれる事でしょう。

Yippee!(岩崎さんがハーミアを演じるチーム)では小野君がパックなんですよね。この大抜擢も非常に楽しみ!それにしてもYippee!ではハーミアもパックも大きいなぁ^^;;

私の観劇は初日があけて一週間以上あとなのです。今から待ち遠しいです!

投稿: らんまる | 2006/09/03 22:25

らんまるさん、こんにちは(^^)。
稽古では大体3分の1くらいを拝見した感じですが、楽しい舞台に仕上がってると思いますよ。その中での香辛料というか、ポイントというか、一つ楔を打ち込んでいるのがヒポリタの存在になると思います(私見ですが)。舟見さんのヒポリタは稽古場においてさえ、静謐な美しさを醸し出していたのが印象的です。

実は私は劇団しゅうくりー夢時代に倉本さんがドラキュラを演じているのを見ているだけに(笑)、倉本さんのパックも密かに注目していました。小野さんとは対照的で、これもダブルキャストの妙味でしょうね(^^)。
公演始まったら、ぜひまた感想などをお聞かせ下さいね。

投稿: おおはら | 2006/09/03 09:34

kaoruさん、こんにちは。『夏夜夢』公開稽古のレポート、ありがとうございます 興味津々で拝見しました。!

Life初のシェイクスピア、Life初の歌とダンス(ヴァンパイア・レジェンドでも仮面舞踏会の場面で踊っていましたけれど、今回はどうやら【本格的な】ダンスみたいですね)…と「初めて」づくしの公演。今から初日が待ち遠しいです。

ところでkaoruさんが注目なさったヒポリタは、舟見君の役ですね。『トーマ』で全く新しいサイフリート像を造り上げた舟見君が、倉田さんの「解釈」をどう演じてくれるのか楽しみです。

しかし一番のお楽しみは倉本徹さんのパックだったりするのでした(笑)また目を奪われてしまう事でしょう。観て参りましたら、また感想などコメントさせて頂きにお邪魔致します。

投稿: らんまる | 2006/09/02 11:37

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