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2006/07/20

PARCO劇場「開放弦」

記者会見にもお邪魔していたのだけれど、こういうストーリーの舞台だとは思わなかった……(ビックリ)。
倉持裕さんの作品は以前桂さんが出た「SLEEPLESS」くらいしか拝見したことがないけれど、ある種の居心地悪さが印象に残っている。
その倉持さんが書く「ラブストーリー」というなので一筋縄にはいかない…とは思ったけど、思った以上だったかも。

ということで粗筋を書くのは控えて。
夫婦であっても元恋人同士であっても、見事なくらいに気持ちが掛け違ってしまう。
ナマな表現をすれば、恋愛をするということは居心地が悪い思いをするということと同義語なのだろうか。

冒頭にグルグル巻きになったリボン(結婚式の後に乗る車についていたリボンを引っ剥がしたものという設定)が出てくるけど、それがそのまま舞台全体を象徴しているような気がする。皆がグルグル巻きのリボンに絡め取られてるのかもしれない。

そんな感覚にとらわれながら、2時間40分を引き込まれて舞台を見ていました。

G2さんの大きさがある演出が、倉持さんの感覚に意外なほどマッチしている。
大倉孝二さんは一人恋愛と絡まない役だが、圧倒感があるほどの変てこさなのにリアルなんですよねー、不思議。
河原雅彦さんも、独特の大げささ(…っていうんでしょうか)がG2演出の大きさと倉持さん作品の居心地悪さとの間にピッタリ合ったようで、今まで拝見した舞台の中で私は一番好きでした。

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