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2006/07/29

こどもの城+ネルケプランニング「南国プールの熱い砂」

昨年劇団KAKUTAで上演されたものをプロデュース公演にしたものだそうで、作・演出はKAKUTAの桑原裕子さん。私は今回が初見でした。
小学校時代の恩師の死をきっかけに、小学校の移動教室で行った南の島のリゾートホテルに旅行に行く同級生たち。のはずがその中には同級生でないのに同級生の振りをしてる人も混じっていて……。
そんな中で今と小学校時代の過去とが徐々に明らかになっていく。

同級生の振りをしてる人のくだりはシチュエーションコメディ的なおかしさで、楽しく笑えるのだけれど、奥に持って伝えているテーマは重いもの。忘れていたくないのに忘れてしまった過去、いろんな行き違いで起こる不幸な誤解、そして明かされたかつての出来事……。

忘れてしまった悲しさというのは誰しも持っていると思うけれど、それを許して生きようとする作者の桑原さんの視線が温かいなと思いました。
「明かされてしまったかつての出来事」はちょっとヘビーすぎ? な感じもしましたが。
同級生同士の息の合った雰囲気がプロデュース公演でも出ていて好もしかった。静謐な美しさを秘めた小橋めぐみさん、キッパリとした強さがある宮下今日子さんが印象に残りました。

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