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2006/05/19

藤田嗣治展

以前「今宵かぎりは…1928超巴里丼主義宣言の夜」という舞台で、藤田嗣治をモデルとした役(加納幸和さんが演じてた)を見て以来気に掛かっていた、藤田嗣治。(その前の印象というと、剣幸さんが主演した、これはモジリアニが主人公の「夜霧のモンパルナス」という舞台で、フジタも出てきてて、タカラジェンヌもオカッパ&ちょび髭のフジタスタイルで出てきてて受けてたことですね)
今回大規模な回顧展ということで、会期ギリギリに見に行ってきました。
平日の3時過ぎに行ったのにすごい人(>_<)。入場20分待ちで中に入っても人垣で絵になかなか近づけない。
仕方ないので忍び寄り戦法で、どうせゆっくり見られないなら…と逆にスーパースピードで見てきました。

「今宵かぎりは」に描かれたフジタによると、とてもセルフプロデュース力に長けた人だったのかなと(実際の藤田は分かりませんが)、トレードマークのオカッパちょび髭もそのセルフプロデュースの賜物だったようです。
確かに相当数の数の自画像が展示され、後期の宗教画の中にもフジタ自身が登場してるものまでありました。
やはり、乳白色の肌色をした女性を描いた絵がとても美しく魅力的。なんとなくフジタが女性に対して見ている視線も感じさせます。
カトリックに入信した後は、宗教画もたくさん描いているのですが、やはり西洋人が描いているものとは違う、独特の雰囲気がありますね。一歩遠くから見てるような感じというのかな。
戦後、戦争画を描いたということでかなり非難を受けたようですが、今回戦争画の展示もありました。なんだろうな……、この絵を見て決して戦意高揚されるとは決して思えないんだけど。でも、戦争反対っていう意思でもなく、そのとき現実に存在した恐ろしい人間の営みを忠実に描き出した、というもののように思いました。

終わったあとはクイーン・アリスの石鍋シェフプロデュースの美術館のカフェでお茶。お店の雰囲気はいいんですが、スペースの割りに人多すぎであまり寛げなかった。桜の季節に来ると眺めがよくて良いかも。

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