青山円形劇場プロデュース「MYTH」
鈴木勝秀さん前作の「レインマン」とも共通しているのだけれど、父親が亡くなったあとにどう「関係」を築くのか、ということが語られている舞台。今、スズカツさんはこのことについて考えてることがあるのかなあ?(いや、個人的な事情はまったく存じませんが)
「人間が生きていくということはローンを返してるようなものですよ。だって生まれたときに先にすべてを与えられているんですから」
これは最後のほうに出てくる台詞ですが、「ローンがある」と気づくとき(往々にしてローンを組ませてくれた人を失った後に気づくのですが)、人間はもう一度再生するんでしょうかね。
佐藤アツヒロさんの変わらぬ少年性が、その「再生」に相応しい感じがして素敵。人ならぬ者の雰囲気が漂う篠井英介さんと対照的に、生き生きとした存在感を与える中山祐一朗さん、そして現実に足をつけて立てる強さがある人間を演じた陰山泰さんと適材適所の4人の役者さんでした。
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