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2006/04/15

花組芝居「ザ・隅田川」初日

観劇してまいりました(12日)。

のっけから、書いてもいいですか?

難しくないですよ~!

チラシに書いてある「素ネオかぶき」という言葉とか、私が稽古場レポートで「ストーリーはわからない」と書いたのとかで、もしかして「難解なの…?」と思われた方もいるかもしれないので、最初に書いておきます。
確かに筋を追うという形で見ることはできないのですが、むしろそれが快く気持ちよい。
その場その場を楽しんで、最後に「うわっ、終わった!」と思えるようなそんな清清しさがある舞台です。
いろんなものを取っ払っても「やっぱり芝居って面白いんじゃん」と思える。
そんな舞台です。

隅田川ものの演目を「鯉魚の一軸」をキーワードに集め、ないまぜにしたような舞台。素の姿でありながら、豪華な衣装をまとっているような錯覚を覚える。なんか不思議な感覚です。

前回の公演とは配役をすべて変えたとのことですが、加納幸和さんのみがそのまま。初演以来(そして姉妹作の『奥女中たち』を含めて)の持ち役である局岩藤を演じます。とりあえず加納さんには

生涯一岩藤

をお願いしたい(笑)。憎らしいほどの強さ、大きさ、意地悪さ(?)はちょっと加納さん以外考えられないですね。

岩藤によって草履打ちの辱めを受ける尾上は植本潤さん。坊主でアゴヒゲで眼鏡なのに、なんで可憐に見えるのか……? 不思議です。

桂憲一さんが僧清玄。ラップ僧(^^;(なんだそれ)のはじけてる部分と、妄執の人の哀しさと両極端な面がそれぞれに際立って見えてたのが印象的です。

私が初めて花組芝居を見たのが再演の『ザ・隅田川』で、そのときのパンフに当時新人だった、植本さん、大井さん、八代さん、桂さんとかの稽古場日誌が載ってたと思うのですが、今回のパンフにも入座披露の3人、小林大介さん、美斉津恵友さん、堀越涼さんの稽古場日誌が載ってました。そういえば、同期が何人かいる形で花組芝居に入るのって久しぶりですよね。それぞれ個性が違う人たちなので、新しい風が呼び起こせそう。

特に堀越涼さんは花子の大役を演じていて、新女形誕生を予感させた。一回目が「素」で演じるというのはいきなりハードルが高かったと思うけれど、今後が楽しみです(^^)。

次回見るのは17日なので、また改めて――。

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