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2006/01/18

ボーイ・ジョージ出演『TABOO』

私にとっては宿願の……ともいうべきミュージカル「TABOO」の映像版を見てきました。
一昨年NYに行った際に見ようと思っていたのが見られなかったのです。それもきっと長く上演されないだろうと踏んで、早めの出発の予定を立てたのに、到着3日前にクローズしてしまったという(笑)。劇場前を通ったらまだ写真看板が残ってたのも余計に悔しくて、写真も撮らなかったっす。

さて、内容は80年代のブリティッシュ・ロックシーン。カルチャー・クラブのボーイ・ジョージの台頭と麻薬による凋落を描くという触れ込みだったんですが……、うーん、物足りないなというのが正直なところ。ボーイ・ジョージメインの話という予想でいったんですが、そうでもなく、それをとりまく人々、そして、リー・バウリーの当時のブリティッシュカルチャーを引っ張っていた奇人と、多くを描いてる作品なんですね。
しかもそのリー・バウリーを現在のボーイ・ジョージ本人が演じてるので、話の中心が二つに分裂してる感じがしちゃうのです。

ボーイ・ジョージ役の人は本当に当時のボーイ・ジョージそのままの美しさでビックリしちゃうんですが、当時のボーイ・ジョージには時代を切り裂いていけるだけのカリスマ性とすごさがあった。それを芝居の中で描かないのはもったいないんじゃないかと。(歌で恋人を「she」と歌うのを拒絶した、というエピソードはあったんですが、それだけじゃ弱い)
あの頃のボーイ・ジョージはすごかったんだよ、と思うと、なんかそれを今の人に伝えられないのはもったいない気がしちゃうんですね。
ボーイ・ジョージ役のユアン・モートンも雰囲気は出していただけに、なんとも惜しい感じがする作品でした。

最後にとんでもなく素直な(日本人的)感想。80年代のボーイ・ジョージにそっくりに扮装してるモートンのところに、リー・バウリー役のボーイ・ジョージ(本人)が現れるのを見て、「ううっ、“往年のスターの物まねをしてるところに、往年のスターご本人が現れて、並んで歌っちゃう”物まね番組のようだ……」

どうもすみません。ボーイ・ジョージさま。(しかし、最近もまた麻薬で捕まってしまったので、なんとも悲しい……)

ああっ! もう一つ。パンフに80年代初頭のロンドンミュージックシーンの話が載ってたんですが、一つ訂正したいことが。 「JAPANはニューロマンティックじゃないぞ~!!」

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コメント

「トミー」、こないだ、WHOの来日公演をみてしまったので、どうしても本物(?)とくらべながらみてしまったのですが、ラストの大合唱が圧巻でした(^^)

投稿: froufrou | 2006/03/21 17:19

「トミー」ちょっと興味があったんですが、うまく都合がつかずいけませんでした…。残念。ブロードウェイ版とは大分違う内容だったみたいですね。

投稿: おおはら | 2006/03/19 15:13

そういえばあのあたりに、JAZZ系の生演奏の入るお店があったような記憶が・・(うろおぼえですが・・)
あのトイレ、目立ちますよね~(^^;;

別件ですが、ミュージカル「トミー」みてきました。なかなかよかったです(^^)

投稿: froufrou | 2006/03/12 20:29

雰囲気がある小屋でしたが、トイレが前方スクリーン横とスクリーン裏にしかないのがちょっと……(^^;。私がギリギリに入場して、スクリーン横の方のトイレに行ってたら、どうやら私のトイレから出るのを待って前説が始まったみたいでちょっと恥ずかしかったです(^^;;;。壁に直書きサインがいっぱいありましたが、あそこはもとはライブハウスだったのかな?

投稿: おおはら | 2006/01/24 13:04

ライズX(会場)いかがでした?地下深くてちょっと怪しい、いいかんじのスペースですよね(^^)

投稿: froufrou | 2006/01/22 16:54

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