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2006/01/18

東宝『ベガーズ・オペラ』(日生劇場)

を昨日見てまいりました。
入ってまずびっくりするのが重厚感ある巨大なセット。たっぱの高い日生の天井まで組まれ、横にはボックス席が。と言ってもそれはベガーズを演じている役者さんが座るボックス。中央ステージ部分のサイドにも客席(これは一般のお客さんが座る)があって、客席とステージの一体感を感じさせるステージ作りに。
一体感といえば、休憩時間も役者さんたちが客席内をうろうろして話しかけたりしながら雰囲気作りをしてました。
(しかし、休憩時間ずっとだと休んでる時間なくて、役者さんは大変そうだなあ(^^;)

さて、内容は『三文オペラ』の元となった『乞食オペラ』を舞台化(そういえば、真矢みきさん退団公演の『SPEAKEASY』も原作『乞食オペラ』になってましたね。曲はクルト・ヴァイルの『三文オペラ』の歌を使ってましたが)。廃墟となった劇場に、乞食たちが一夜限りのオペラを公演する、その劇中劇が『乞食オペラ』という設定になってます。

『レ・ミゼ』のジョン・ケアードが演出し、日本で世界初演という舞台ですが、とても見ごたえがある舞台に仕上がってました。日本初演だけど、なんともロンドン・ミュージカルの香りを感じますね。
口ずさめるようなナンバーがないところがちょっと残念ですが。
内野聖陽さんはなかなかの悪党、色男ぶり。でも真骨頂は最後に鎖につながれたときに歌う歌かな。強者ばかりが勝ち残る世の中に対する作者(というか、ケアード?)の視点が良く出てる場面でした。
印象に残ったのは島田歌穂さんのルーシー。特に2幕ラストの歌は恋する女心の切なさがそのまま伝わってくるようでした。島田さんの歌は本当に、歌唱力が素晴らしいだけじゃなくて、人間の心情がそのまま歌になって伝わってくるような歌なんですよね。訴えかける力がとても強い。
笹本玲奈ちゃんもなかなかキュートでした。
ケアードの分身のような役どころの橋本さとしさんは、コミカルさと軽さ、そして、視線の強さと相反するものを見事に表現していたと思います。好演でしたね。

しかし、内野さん、高島政宏さん、村井国夫さんと並ぶと「ううむ、ジャベールが三人!」とか思っちゃいますね(^^;ゞ。それを言ったら歌穂さんと玲奈ちゃんでエポニーヌ二人なんですけど。

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