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2005/05/22

花組芝居「ゴクネコ」の通し稽古に……

昨日お邪魔してきました。
ゲストの竜小太郎さんもすっかり花組の一員?というふうにしっくりなじんでいて、花組の皆さんも適材適所に見せ場がタップリ。
いや~、花組オールスターキャスト!ってな感じのエンターテイメントな作品でしたね。

詳しくは稽古場レポートを書かせていただきますので、しばしお待ち下さいませ(^^)。

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2005/05/21

「ヘドウィグ」(韓国・ソウル・大学路ライブ劇場)

劇場は地下2階にあって、客席数は約300。間口はスズナリよりちょっと大きいくらいで、本当にヘドウィグがライブをやってそうな雰囲気のするところでした。

(※ラストの芝居について触れてますので、気になる方はご注意下さい)

……正直、そんなに期待は大きくはなかったのです。まず今回キャストが4人もいるということ。結構演じる人を選ぶ役だから、本当に適役の人がやってるのかなあとか。大ヒット映画「マラソン」主役のチョ・スンウが出るという話題のみが先行しているようにも見受けられましたし。それに、年代的にもヘドウィグをやるには若すぎる人がキャスティングされてる気もしたので。三上博史さんが雑誌のインタビューで「少女が女になる瞬間っていう表現があるけど、(ヘドウィグは)女がオバサンになる瞬間って感じ(笑)」というようなことを言っていて、それ当たりだなあと思ってたので、余計「若すぎ」と思ってたのかもしれません。

しかし、舞台が始まり、ギチギチの客席の中央通路からヘドが登場したときに、そんな思いは吹っ飛んだような気がします。私が見たのはオ・マンソクさん。(その日のヘドは誰だか分からずに、左隣の席の女の子に聞いて教えてもらった)すっごいメイクだけどとても美しく、細ーくて、そして歌声にとても説得力があり、上手い!

言ってる台詞はかけらも分からないけど、どんどん芝居に引き込まれていく自分が分かった。
(たとえば、お母さんとのことを回想して喋ってるところの可愛らしい表情とか、ドラッグクイーン的にお客さんをグイグイ引っ張っていくところとか、とっても切なく苦しい表情をするところとか……、様々な表情があって、目が離せない)

私は何故だか最前列に座ってたのですが、周りをふと見ると、右隣の席の女の子は胸の前に手を組んで一心に見てる。(←こんなポーズをして芝居を見てる人は初めて見たかも…)歌の場面では口ずさんでた(もちろん声は聞こえないけど)ので、よっぽどこの作品が好きで通い詰めてるんだろうなー、というのがよく伝わってきました。
(結構歌の場面では口ずさんでる人が多かったので、リピーターが多いんでしょうね)

さて、ラスト。自分の引き裂かれた片割れとも思っていたトミーを執拗に追いかけていたヘドウィグ。最後は狂ったように泣き叫び、かつらも脱ぎ捨てて…最後に舞台に倒れこむ。(このとき、ブラの中に入っていたトマトをつぶすんですが、私の足にトマトが飛んできた……)
(三上版ではここで一旦引っ込んで、トミーとして再登場してたと思います)

しかし、ソウル版ではかつらを取ったヘドウィグはそのまま引っ込まずに舞台後方に移動し、自然にトミーになり歌います。「…あれ、今、トミーになってる……?」とだんだんと気がついていく感じ。
歌い終わった後にまた自然にヘドウィグに戻り、イツハクが差し出したかつらを受け取ることを拒否し、イツハクの手を取ってくるっと回してダンスする。ヘドウィグの気持ちを察したイツハクは客席中央から退場。

歌が続く中、イツハクは再び客席中央通路からきれいな赤のドレス姿になって登場、ヘドは客席中央通路を通って去っていく……という終わり方でした。

切ないほどに(ストーカーのように?)トミーのことを追い求めていたヘドウィグ。「なんでこんな男を、自分の片割れと思うの?」というのがちょっと疑問だったんですけど、ソウル版を見て自分の中では初めて納得がいった気がする。
何かを求める切なさはなくならないけれど、でも、その求めているものは自分(ヘドウィグ)の中にあったになったんじゃないかって。

客席中央通路を使うというのも、ある意味劇場が大きな女性の体であって生まれ、死に、また再生するということなのかなと(うがってますかね?)。もしくは、見ているお客さん全員の心の中からヘドウィグが生まれ、またヘドウィグが帰っていった……ということなのかなという気もしました。
とても切ないけれど、深い感動が起こりました。

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アングリーインチバンドのセカンドギターの人が稲垣吾郎似で、リードギター(でヘドウィグのお気に入りの人)は、堂本光一君似で超イケメンでした(笑)。ルックスで選んだのか(^^;? でも演奏も確かでしたよ。
アンコールはメドレーで4曲ほどやって、客席総立ち。その後にもやまぬ拍手に答えてもう1回アンコール。(こっちの方は「エンコル」と言うのですね)「YOU NEED PUNK ROCK?」とヘドが叫んで、「アングリーインチ」を一曲歌い、客席ダイブもあって、皆こぶしを挙げて叫んでた。
(私の左隣の人は始まる前はすごーくしらっとしてたんですが、アンコールになったら控えめな声で叫んでた(笑)。ああ、心を動かされたんだなと思って、ちょっと嬉しかった)

芝居って、特に良い芝居って、本当に世界共通の言語だな、ということを改めて感じた晩でした。

(6月にもロンドン版の公演があるらしく、ちょっと心が揺れております(笑))

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2005/05/19

ソウル旅行より帰りました(^^)

ソウル旅行より帰って参りました。
新しい場所や新しい出会いもあり、大変楽しい滞在でした。
特に素晴らしかったのが、下に書いた、ソウル版「ヘドウィグ」。詳細は別途書きますが、オ・マンソクさんのヘドウィグはとても素晴らしく、ホントにヘドがライブをやってそうな会場で臨場感溢れる舞台でした。泣きました……。
ラストは三上版の舞台とは違うものでしたが、私は韓国版のラストのほうが好きですね~。

おいおいご報告を書いていきますね。
とりあえず寝不足なので、早めに寝ます(笑)。

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2005/05/12

韓国のヘドウィグは4人オスカル?

13日からちとソウルに行ってくるのですが、滞在中に何か見たいなー…と思って調べていたら、なんと!「ヘドウィグ&アングリーインチ」をやっているではありませんか!!
映画も三上博史さん版も見てるので、これは絶対みたいと思って、チケットもなんとかゲットしました。(欧米だとチケットマスターとかで頼めるんですが、韓国のネット予約サイトは韓国語なので断念。「大象旅行社」というソウルでチケット手配もしてる旅行会社で頼みました)

今韓国で大ヒットしているという「マラソン」という映画で主演しているチョ・スンウ君もヘドをやってますが、彼の出演は11日までなので私が行くときは終わっちゃってるんですよね。

さて、ヘド役をやってる人が4人いますが、その写真がコレ
こちらのサイトからは、メディアプレイヤーマークをクリックすると、韓国版ヘドウィグが歌ってるところと、上の4人が並んでるインタビューなどが見られます。

この4人ヘドが並んでる姿を見て思ったこと「……4人オスカル??」(自爆)

スミマセン。分かる人しか分からないねたですが、宝塚で平成版で「ベルサイユのばら」をやったときにオスカルが4人で日替わりで演じるという趣向がありまして、初日とかにはオスカルが4人舞台に並んだりしてたんですよ。
なんかそれを彷彿とさせる(…のかよっっっ)4人ヘドでした。

韓国版のヘドは300人くらいのキャパのところだそうで、日本で見た小屋よりもイメージは合ってる気がして、それも楽しみですね。

ちなみにさっき2ちゃんで(^^;発見したのですが、野田秀樹さんの「農業少女」の翻訳ソウル公演もあったそうですが、それは5月8日で終わっちゃってるようです。やってたら見たかったのになー。残念。
(「その河をこえて、五月」の韓国側の演出家の方が演出してたそうです>農業少女。「その河をこえて…」も日本に帰ってきたら見まーす)
日本に続いてのマシュー・ボーン「白鳥の湖」も韓国公演中。韓国もなかなか演劇がお盛んなところとお見受けしますね(^^)。

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2005/05/05

サモ・アリナンズ倉森勝利さん……

今、下のブログを書いていてサモ・アリナンズ「AB男」の感想を書こうとして、サモアリの公式ページを覗いたら、倉森勝利さん急逝の報が書いてありました。
4月10日にお亡くなりになったそうです……。「AB男」の公演に行ったら「急病で休演」と書いてありましたので、「あら、大丈夫かしら、大病じゃなければいいけど」と思っていたんですが、まさかお亡くなりになっていたとは…。

すみません、上手く言葉が見つかりません。一度だけ飲んでる席でご一緒したときのお顔が思い出されます。そのとき1回お会いしただけなのに、ずっとご案内を送って下さってる優しい方でした。
倉森さんと小松さんの劇中での脱力感漂うやりとりが大好きでした。

すごくショックです。ご冥福をお祈りします。

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ゴールデンウィーク中(^^)

爽やかなゴールデンウィークですね。
ちょっと間が空いてしまいましたが……、実はゴールデンウィーク中に体調を崩して寝込んでました。こんなに寝込んだのは結構久しぶりで、なんか爽やかなお天気に似つかわしくない(^^;ドロドロな感じのGW前半でございました。

寝込む前にはいろいろ見てたんですけどねぇ…。

※大地真央さん『トスカ』
いや~、見ごたえがありました。今までの大地さんから脱皮したような感じさえします。トスカがスカルピアを殺した後のどこか酷薄さが漂う表情とか、(実は処刑されて死んでるけど、トスカは気がついていない)恋人に向かってこっそり話しかけるシーンとか、「女の中の女」トスカがそこには息づいてました。


※『黒蜥蜴』
ル・テアトル銀座で見たんですが、こんなに満席のル・テアトルを見たのは初めてです。劇場の壁には赤い花?で形作った黒蜥蜴のオブジェ。そして、劇場内の木の廊下には赤絨毯が敷いてありました。これって公演に合わせて敷いたんですよね? パルコ劇場の廊下を真っ赤にしたのも美輪さんのご意見からだそうですが、非日常空間を劇場からも演出されてるところがとても美輪さんらしいなと思います。
2幕の終りの歌舞伎のわたり台詞調のところが、さらに大げさに時代がかってますし、一幕のラストの変身シーンは相変わらず鮮やかです。美輪さんの美学がいっぱいに詰まった黒蜥蜴でした。カーテンコールがとても美しい。

※映画『阿修羅城の瞳』
うーん、2000年、2003年の演舞場版の印象が強すぎたのか、映画の世界にうまく入っていけないワタシでした……。大倉孝二さんと皆川猿時さんが出てるのを知らなかったので、ちょっと得した気分に(^^)。劇中劇の金丸座の場面はステキでしたね。

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