« 2005年3月 | トップページ | 2005年5月 »

2005/04/16

花組芝居「花組HON-YOMI芝居 盟三五大切」

今もドキドキ感が続いてます。もう怒涛のような75分間でした。こんなにスピーディで、これほど自分がのめり込んで見られた「歌舞伎」は初めてかも。

HONーYOMI芝居、前回の「かもめ」のときは関西出張中のため見られなかったので、今回初見。実はリーディングと一人芝居はあんまり得意でないワタシでございますので、ちょっとのんびりした気持ちで会場のコレドに現れてみました。

初めは水下さんのリーディング(特に2本目の話がシュールで面白かった)、特別ゲストの原川さんの落語。

に続いて「盟三五大切」。
作品としても初見でした。粗筋についてはこちらのサイトを参照して下さい。

リーディング(台本を読んでる形)ですが、これはお芝居ですね。もちろん通常のお芝居のようには動きませんが、ラストシーンの並びとか舞台の絵面が鮮やかに頭の中に浮かびます(皆さん黒系の普通の格好なのにね)。
源五兵衛(桂さん)と三五(各務さん)、芸者小万(加納さん)の3人の人間関係が本当に眼前に立体的に表れてきて圧倒されました。

もう、桂さんのカッコ良さと言ったら! 打ちのめされる情けなさとその後の噴出するエネルギーの強さにはホントにゾクゾクさせられました。役のタイプは全然違うけど、自分の中では「ザ・隅田川 再演ニ非ズ」以来のノックアウト感があります。

三五の各務さんももう的確なほどの色悪ぶりで、それを魅力的に見せるのが上手いなあと。
加納さんの小万も今までやっていないタイプの役ですよね。源五と三五の間での小万の気持ちがとてもリアルに感じられました。リーディングで普通の格好であっても、小万なんだよなあ、すごいなあ。
水下さんの大きさとか、源五の家来の役の松原さんの忠義な一途さも印象に残ります。
久々の高荷さんは、「おおー、高荷さんだ!」って感じ(何じゃそりゃ)。

リーディングなので立ち回りとかはないんだけれど、それを逆手に取って、源五の殺しの場面のト書きを源五、小万、三五で読むんですが、もう本当に殺し場を見てるようなリアルさで、すごく面白かったですね。

実際目に見えて音に聞こえてるものと、頭の中で想起させられるものと、二重になって刺激的でスリリングな一晩でした。
本公演じゃなくても、この台本で舞台にしてぜひやってほしいなあ。

急に子供みたいな感想になっちゃいますが「芝居って面白い!」と改めて思います。小道具も何もない空間で、こんなスペクタクルが目の前で見られるなんてね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/04/15

コング桑田in「レ・ミゼラブル」

今日見てきました。とりあえず一言だけ。
いや~、コングさんのテナルディエ、良いっすよ!
憎らしい役なんだけどどこか憎みきれないキュートさが溢れてました。
なんかもう「人間だなあ」って感じです。
帝劇の舞台に負けていない大きさがあったのも嬉しかったです。

これで8公演だけ(佐藤正広さんが休演したときに代役もしてるので、9公演?)というのはホントもったいないです。
もう1回コングさんのテナルディエで見たいなぁ~~。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

シルク・ド・ソレイユの専用劇場が東京ディズニーシーに

できるのだそうです(@_@)。今日の朝日新聞より。2008年完成予定とか。

いや~、ラスベガスに行って空間ごと作る贅沢さを堪能してまいりましたので、それが日本で見られるのは嬉しい限りです。
(でも「KA」を見て、「劇場がすごくなりすぎると、ちょっとディズニーアトラクションっぽい感じがしちゃうかも~」と思ってたのですが、まさか本当にディズニーリゾートに作るとはねえ(笑))
移動テントのショーだとやはり出し物には制限があるし、劇場と合わせて新作のショーも見られるんでしょうから、とても楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/04/10

グローブ座「理由なき反抗」

…今日の6時の部を見てきました。嵐の二宮和也君主演。松本潤君主演の「エデンの東」と合わせてジェームス・ディーンの主演映画2本をグローブ座で舞台化しようという試みです。演出は堤幸彦監督。

昨年の蜷川幸雄演出「シブヤから遠く離れて」の二宮君の鮮烈な演技が忘れられず、玲香からチケットを譲っていただいたのでありがたく見せていただきました(ありがとう>玲香)。

二宮君は心の乾きとか孤独感を表現するのがバツグンに上手いですね。すごく計算して芝居をしているわけではないのだと思いますが(前方席で拝見していたせいか)感情の流れが一つ一つの動きに表れているのに舌を巻きました。特に警察官のレイにすがりつく場面の細かい手の動きで、誰かの支えを実は求めてやまないジム(二宮)の切なさが如実に表れていて印象に残ります。
苛立ち、切なさ、哀しさ、孤独、プレイトーを守ることで人間として一つ成長していくところ、そして最後にそれが断ち切られる憤り……いろんな感情を余すことなく見せてくれていたと思います。

プレイトー役の豊永俊行さん(玲香の指摘により4月11日訂正、すみません、郭智博さんと書き間違えてましたm(_)m)は初めて拝見する名前ですが、この人も非常にお上手でびっくりしました。ジュディの貫地谷しほりさんもとてもよかったですね。この3人の芝居は本当に見ごたえがありました。

私自身は「理由なき反抗」という映画自体はあまり買ってなくて、もしかしてジェームス・ディーンが10本くらい映画を残していたらこんなに取り上げられることはないような作品のように思ってます。
堤さんが映画をどう評価しているかは分かりませんが、芝居の外枠として「現代のアメリカの光と闇がこのときから生まれていた、それを象徴する事件である」という解釈を入れているようです(芝居中しばしば流されている映像スクリーンによると)。
「理由のない反抗なんてない」というのがジムの演技からも受け止められるし、最後のほうのレイの台詞にもあるのですが。ジムとプレイトーとジュディは50年代の男の子、女の子に見えるのですが、それ以外の不良少年たちはなんだか現代のキレる若者のように見えるのですよね。(まさに「理由なき反抗」してる人たちというか)(だから、彼らがジムを殴る場面は見てて非常に辛くなってしまった)
衣装とか髪型からしてもそうなので、多分演出家が意図してやっているものと思いますが、私にはちょっと違和感が残りました。

しかし、映画もそうですが、全然救いがない結末ですねー(^^;ゞ。

とにかく二宮君の感受性とか揺れ動くナイーブな感性が煌くほどに見られる舞台ではありました。
また別な形の舞台で新しい二宮君に出会えることを期待しています。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005/04/07

「かおるちゃん」

すっかり春ですね(^^)。
スーパーに行ったら、野菜売り場に「かおるちゃん」という商品名が印刷してあるものが売っていました。……こねぎでした(笑)。
自分の名前のねぎって結構抵抗あるなー。
でもまだニラじゃなくて良かったかも……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/04/03

美しき日々最終回&骨髄バンクについて

テレビの内容のことでマジに書くのもどうかとも思うんですけれども…あえて書くことにします。
韓国ドラマ『美しき日々』昨日が最終回でした。実は半年間見続けていた私です。
ラストはチェ・ジウ扮するヨンスが慢性白血病になり、日本の骨髄バンクから適合者が見つかって骨髄移植を受けて寛解する…というものでした。
私は母親が白血病に近い病気でしたので結構リアルな感覚で見ていました。最後、治るというか寛解(医学的には「治った」という表現は使わないのです、悪性腫瘍の場合は)という結末だと先に知っていたからテレビ見てられたんですが。

医学的に見たら結構描写は変でしたけれどね(^^;ゞ。まあ、ドラマですからそんなもんかなと。

こういうものを見て考えるきっかけにする人もいると思うので。
本当に骨髄バンクに登録していただくことで、命が救われる人がたくさんいます。もしかしてこれがきっかけでそういうことを思う方がいたら、どうぞよろしくお願いします。
でもあんまり軽い気持ちで登録されても困るということもありまして。検査の費用は患者さんが負担しますし、何日か日数も掛かって仕事も休まなければいけなくなります。麻酔もしますから身体的な負担もかかります。実際に提供となると、「よく考えると、今仕事が忙しくて(とか、よく考えるとなんだかいやになってとか)できません」とか断られる方もいらっしゃるようです。
登録して断る人にとっては気軽なことでも、提供をお願いする側にとっては本当にそれで命がかかっていることなんです。
だからできたら提供者側のいろんなリスクもあることを真剣に考えていただいた上で、一人でも多くの方に登録していただけたら……と。元患者家族としては心から願ってやみません。

詳細はこちらまで。骨髄移植推進在団のアドレスです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年3月 | トップページ | 2005年5月 »