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2005/01/25

中村勘三郎襲名披露お練り

oneri…に行って参りました。

仕事でなくてただ拝見しに行っただけなのですが、雷門の出発点から、仲見世のお練り、奉納舞踊と一通り拝見することができて私にとってもとても充実した体験でした(^^)。

お練り初体験で、行く前はなんとなく「宝塚のトップスターの退団パレードみたいなものかしら?」と思っていたんですが(^^;、涙涙の退団パレードとは違ってこちらのほうはこれから襲名するというお祝いのものだから、見る側の気分としては楽しくて良いですね。

奉納舞踊もきっちり拝見することができました。三番叟でしたが、三番叟がこんなにカッコいい踊りだというのは認識を新たにしました。特に七之助君がカッコ良かった。勘九郎さんはまさに「奉納」というか、神にささげるという気迫のこもった踊りを見せてくれていました。

改めて思ったのですが、襲名というのは人間の死と再生を端的に見せているものでもあるな、と。普通人間は死んだらいなくなってしまいますが、襲名というのは勘三郎という偉大な人物が、また新しい肉体を得て再生している、とい捉え方もできるわけです。昔の庶民はその生命の連続性や(再生するという)奇跡の連続を襲名の中に見ていて、だから殊の外襲名を喜んでみていたのかなあというふうに、お練りを見て感じました。

それは勘九郎さんのそれこそ神事(お寺でやってるから仏事か)のような姿を見て特に感じたのかもしれません。

私は先代の勘三郎さんは本当に最後のほうしか拝見していませんけれども、私の母が勘三郎さんをずっと見てきていたわけで。襲名披露というのは、役者さんの生命の連続性を寿ぐことで、たくさんのお客さんたちの生命の連続性を感じさせる催しでもあるのだな、と思いました。

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