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2004/11/26

新橋演舞場「マリー・アントワネット」

24日に見てきました。
この役ができるのは大地真央しかいない! と思わせるようなピッタリさですね。当たり役の一つになられたんでしょうか。
「私はぜいたくをしようと思ったことは一度もありません」と言い切るのが似合う女優さんてそうそういない気がします。

絶頂期の華やかさから、最後に至ってすべての虚飾を捨てて本当の一人の女性となった姿まで余すところなく見せてくれたと思います。

昔の『ベルサイユのばら』では大地さんはマリー・アントワネットの息子のルイ・シャルルをやってて「お母さまぁ~」って言ってたよな、とか(笑)(その声のイントネーションが未だに耳に残る)、最後の断頭台のシーンは大地さんの宝塚のサヨナラ公演の「二都物語」のシドニー・カートンのようだとか、そんなことも頭をよぎりました。

他に印象に残るのが羽場裕一さんと小須田康人さん。羽場さんはルイ16世で凡庸な男性が王座についてしまったが故の悲劇を強く感じました。キラキラしている妻・マリー・アントワネットをただまぶしく見ているしかなかった…でも、彼は心からアントワネットを愛していたんだなあという気持ちが伝わってきました。
小須田さんは演舞場の大舞台でも自由に呼吸しているようで、気持ちよかったですね。芝居の中で良いアクセントでした。

(最後に疑問が一つ。断頭台の後にルイを含め全員がフランス国歌を歌いながら出てくるんですが、あの「貴族は皆つるし上げろ」みたいな歌詞のフランス国家歌貴族たちも国王も皆歌ってるのはどういう意味なんでしょうねー)

ところで、はじめて提灯がない演舞場を見ました(笑)。演舞場歴長い私にして、初めてです。劇団四季の『オペラ座の怪人』のときも提灯は出てたし、『嵐が丘』のときは、ちょうちんも芝居の中のネタの一つにされてたりもしましたが。ちょうちん外せるんだあ、というのが新たな発見でした。

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コメント

かねっちさん、はじめまして。コメントありがとうございます(^^)。
実は小川さんには一度取材をさせていただいたことがありますが、とても誠実なお答えをされる方だなという印象があります。

話それますが、私もシェトランドシープドッグ飼ってるんですよ! (かねっちさんのサイトを拝見しました) 最近シェルティって流行らないので(^^;ゞお仲間が発見できて嬉しいです。
ウチの子は2001年生まれなので、もうすぐ4歳ですね。

投稿: おおはら | 2004/12/15 01:42

はじめまして。

私も「マリー・アントワネット」観に行きました。
私はエリザベートの小川さんを目当てに観に行ったのですが、
皆さん存在感溢れるある好演でしたね。(^^)

投稿: かねっち | 2004/12/14 19:56

ヒロコさん、はじめまして! コメントありがとうございます。
まあ舞台は必ずしも史実に添ってなくてもいいかなと思うので(最後にフェルゼンが牢獄に現れるのって、史実じゃないですよね?)、今回は脚色の範囲内かなあと思います。

「オペラ座の怪人」ここしばらくは見てないなあ…。作品は大好きなんですよね、全曲歌えちゃうくらい(笑)。また見たいです。

投稿: おおはら | 2004/12/06 02:25

私もマリー・アントワネット観て来ました。私はアントワネットファンなのでアントワネット中心の話で嬉しかったです。でも所々史実と違っている場面がありました。1789年の10月にはポリニャック伯夫人は亡命していなかったのや、ルイ16世が処刑された後にシャルルと引き離されたのでが・・・。演出の関係からかしら。アントワネットファンとしてはちゃんと史実に添った展開にして欲しいなと思いました。今度四季の「オペラ座の怪人」を観に行きます。前回は1番前だけど端っこだったので、見上げる感じで全体がよく見えなかったけど今度は2階席の後ろのほうだけど、全体が見えるかなと、ちょっと楽しみにしています。それではお元気で。

投稿: ヒロコ | 2004/12/05 13:18

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